リテックスAVD放射器とは

リテックスAVD放射器は、近年急速に普及しているリチウムイオン電池の火災リスクに対応するために、英国のAVDFire社によって開発された国内初の革新的な消火装置です。この製品の最大の特徴は、従来の消火剤では対応が難しかったバッテリー特有の「熱暴走」を食い止めるために専用開発された「AVD消火剤」を採用している点にあります。AVD(AQUOS VERMICULITE DISPERSION)とは、天然鉱物である水系バーミキュライト(膨張蛭石)分散液のことで、日本の消防法にも記載されている信頼性の高い成分です。火災発生時に放射されるミストが、燃焼物の熱を強力に奪って温度を下げる「冷却効果」を発揮し、同時にバーミキュライトの板状微粒子が燃焼面の表面で重なり合うことで強固な膜を形成し、酸素を完全に遮断して火災を抑制します。また、本製品は安全性と環境性能においても最高水準を誇ります。有害な有機フッ素化合物を含まないPFAS-freeを実現しており、自然界の鉱物粉末を主成分としているため、放射後は水で下水に流せるほど安全で、環境負荷を最小限に抑えることが可能です。さらに、欧州のEN-3や米国のUL、オランダのNTA8133など、厳格な国際規格に基づく評価を獲得しており、その性能は世界的に証明されています。日本国内への導入にあたっては、国内基準に適合するよう内部充填圧力を0.98Mpaへと最適化し、日本語表記へと変更を施した国内専用仕様として提供されています。

 

※製品は日本仕様ではございません。

製品の特長
リチウムイオン電池火災に特化
従来の消火器では困難な電池火災にも対応する専用設計
優れた冷却・抑制性能
ミスト状の噴射により急速冷却し、熱暴走を抑制
再発火防止
バーミキュライト皮膜が酸素と熱を遮断し再燃を防止
電気絶縁性能
最大35kVの絶縁試験に合格し安全に使用可能
環境に配慮
PFASフリーで環境負荷が少ない安全設計
AVD消火器とは

AVD(Aqueous Vermiculite Dispersion)は、水と天然鉱物であるバーミキュライト(ひる石)を組み合わせた革新的な消火剤です。リチウムイオン電池火災に特化して開発されており、従来の消火器では抑えきれない熱暴走にも対応可能です。

ミスト状に噴射されたAVDは、瞬時に火元を冷却しながら、微細な鉱物粒子が燃焼セル表面に付着し、酸素と熱を遮断する保護膜を形成します。この作用により火災の拡大を防ぎ、最終的に消火へと導きます。

動作原理(3つの効果)

■ 冷却効果
水分が瞬時に蒸発し、火元および周辺セルを急速に冷却

■ 燃料の隔離
バーミキュライト粒子が燃焼物を覆い、燃料供給を遮断

■ 酸素遮断
不燃性の膜が酸素を遮断し、再発火を防止

ラインナップ

AVD消火器は用途に応じて複数の容量をラインナップしています。

■ 6Lタイプ
初期消火や一般施設向けの標準モデル

■ 9Lタイプ
より高リスク環境・業務用途向けの高容量モデル

■ 小型モデル(エアロゾル・1Lなど)
携帯用・狭小空間・機器周辺での使用に最適

国際基準と認証

AVD消火器は、リチウムイオン電池火災向け消火器の国際基準「NTA 8133」に適合しています。
この規格はオランダの標準化機関および第三者認証機関により策定された、世界唯一の評価基準です。

また、EN3規格や各種安全認証にも対応し、実証試験により高い信頼性が確認されています。

対応火災

■ リチウムイオン電池火災
■ クラスA火災(一般可燃物)
■ マグネシウム火災

従来の消火器では対応が難しい電池火災において、特に優れた効果を発揮します。

活用シーン
電気自動車・EV充電設備
充電中のバッテリー火災対策に
倉庫・物流施設
保管中のバッテリー火災リスクに対応
工場・製造現場
電動機器・設備の安全対策として
オフィス・商業施設
PC・電子機器火災の初期消火に
整備工場・修理現場
バッテリー取り扱い時の緊急対応に

リチウムイオン電池の普及に伴い、あらゆる現場で必要とされる次世代の消火ソリューションです。

信頼性と実績

AVD消火器は、長年の研究開発と数百件に及ぶ火災試験により性能が実証されています。
ヨーロッパを中心に、消防機関・産業施設・インフラ分野などで多数導入されており、プロフェッショナルから高い評価を得ています。

リチウムイオン電池火災という新たなリスクに対し、最適な安全対策として選ばれている製品です。

 

 

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